島野育夫さん追悼試合となった5日の広島戦(京セラドーム大阪)で始球式を務めた阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター(SD)が、岡田監督のJFK一辺倒の投手用兵術に疑問を呈した。
始球式では背番号77の阪神のユニホームに袖を通した星野SD。2003年10月の御堂筋パレード以来、久々の姿だ。「恥ずかしいね。似合ってなかったね。ジャパンの方が似合うだろ」といって笑わせた後、「でもあのユニホームはいいよ」と付け加えた。
だが、郷愁にひたったのもここまで。その後、テレビ中継の解説者として、岡田阪神の現状について、「ピッチャーを育てていない。JFKに頼りすぎている。ピッチャーを育てるためには先発を6回、7回と我慢して投げさせないといけない」と指摘した。「リードしていると、つなぎたくなるのよ。競り合いになるとしょうがないけどな」ともフォローしたが、岡田監督としては複雑な心境か。
星野SDは、北京五輪野球の日本代表監督。金メダル獲得のためには、阪神自慢の久保田や藤川は是非とも代表に招集したい人材だ。久保田、藤川らがシーズン途中で抜けても大丈夫なように、長い回を任せられる先発投手が成長してほしい−そんな思惑もみてとれる。
岡田監督も手をこまねいているわけではない。先発投手に長いイニングを投げさせ、JFKの少なくとも1枚を休ませるためには、セーフティーリードが奪えるかどうかが肝心。「そのために新井を補強したんやから」というわけだ。
生中継で公然となされた『批判』に対し、岡田監督がどんな回答をよせるか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000012-ykf-spo